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福博ご当地ことば辞典
博多弁辞典

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- ~や -


うめがもち umegayamoti 【梅ヶ枝餅】固有名詞 太宰府名物、漉し餡を包んだ平たい焼餅。
・す kaya・su 他五→活用 返す。
つけ・る tuyatuke・ru 【艶付ける】自下一→活用 かっこつける。つやつけんな!(かっこつけるな!)
~て- ~te-yâ  →「~ちゃあ
~で- ~de-yâ  =「~じゃあ」 五段動詞のナバマ行の第四段連用形に付く場合 →「~ちゃあ」
~て--んしゃい ~te-ya-nsyai 【~て遣んしゃい】 →「~てんしゃい
~で--んしゃい ~de-ya-nsyai 【~で遣んしゃい】 =「~てやんしゃい」 五段動詞のナバマ行の第四段連用形に付く場合 →「~てんしゃい
~てん- ~ten-yai  ~て見ろ;~てくれ。ちょっとどいてんやい(ちょっとどいてくれ)〔「~て見やい」の「み」が「ん」に変わったと思われる。〕
~でん- ~den-yai  →「~てんやい」 五段動詞のナバマ行の第四段連用形に付く場合
~と- ~to-ya 助詞 ~のか?〔「~と」+疑問助詞「や」〕 ≒「~と②」
~と ~toyaga  →「~っちゃが
~と--けん ~to-ya-ken  →「~っちゃけん
~と--もん ~to-ya-mon  →「~っちゃもん
~と- ~to-yaro  →「~っちゃろ
~と-ろう-が ~to-yarô-ga  →「~っちゃろうが
~と- ~to-yan  →「~っちゃん
ほうじょう hôzyôya 【放生会】固有名詞 ㉀放生会(ほうじょうえ)。毎年9月に筥崎宮で行われる祭り。 広辞苑「ほうじょうえ」仏教の不殺生の思想に基づいて、捕えられた生類を山野や池沼に放ちやる儀式。神社・仏寺で陰暦八月一五日に行われる。岩清水八幡宮の放生会(今、九月一五日)は著名。<季・秋>
~ya 疑問助詞 ~か? ≒「~ね②」「~か
~yai 助詞 =「~んやい」
お・い yao・i 【軟い】形容詞→活用 →「やおか」 全国方言辞典①やわらかい。和歌山・島根・広島・山口・愛媛県松山・高知・大分。
お・か yao・ka 【軟か】形容詞→活用 ①軟らかい。②(性格・態度が)温和である。 [名詞形]やおさ(軟らかさ)。
まかさ yamakasa 【山笠】名詞 ㉀毎年7月1~15日に博多区櫛田神社で行われる「博多祇園山笠」の通称。 広辞苑「やまがさ」②山車(だし)の一種。特に、福岡市の櫛田神社の祇園山笠が有名。<季・夏>
~yara  など;なんか。犬に肉やらやらんどって。(犬に肉なんかあげないで)
・る ya・ru 【遣る】他五→活用 あげる。
~yan 助詞 ①~でしょ。〔同意を求める意〕夏は暑いやん(夏は暑いじゃない) ②~だ。〔強調〕あ~あ、明日また仕事やん(あ~あ、明日また仕事だ) →「~っちゃん
~ん-った ~n-yatta  =「~んかった

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